2013年8月13日

工場ルポ/日本鋳鍛鋼・本社工場/世界屈指の専業ミル/大型・高級製品に強み

 海上貿易で大型船舶が行き交う関門海峡を望み、新日鉄住金・八幡製鉄所の広大な敷地内に21万5000平方メートルの敷地面積を構える日本鋳鍛鋼。1970年に新日本製鉄グループと三菱グループの共同出資により設立した。現在では新日鉄住金グループが45%、三菱グループが55%を出資する世界屈指の鋳鍛鋼品専業メーカーとして存在感を発揮している。このほど、北九州市戸畑区にある本社工場を訪ね、1万3000トン油圧プレス機が稼働する迫力の鍛鋼工場などを見学した。