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| 材料: 鉄 ステンレス ニッケル チタン 銅 アルミ その他 |
| 形状: 鋼板 鋼管 線材 棒鋼 |
| 用途: 自動車 建設 |
| 環境: リサイクル 鉛フリー カドミフリー 処理機械 アスベスト |
| 製品・技術: ボルト 溶接・接合 めっき 加工 超電導 磁石 表面改質 防食 金属粉末 熱処理 電池 |
2007年 > 新製品・新技術情報バックナンバー
3/30 神戸製鋼、世界最高強度のアルミ合金を開発
3/28 神戸製鋼と神鋼建材、アルミ箔で吸音 屋外用防音壁を開発
3/23 JFEスチール、配管腐食診断装置を開発
3/19 日鉄住金建材、ラミネート鋼板 「防汚タイプ」を開発
3/14 愛知製鋼、スラグリサイクルで新技術 副産物を年1万トン低減
3/6 愛知製鋼、クロム系・ステンレス鉄筋を商品化
神戸製鋼、世界最高強度のアルミ合金を開発
[ NEWS HEAD-LINE ]
神戸製鋼所は29日、スプレイフォーミング法による独自製造したアルミ合金が世界最高強度を達成したと発表した。ウェルダライト合金に比べて引っ張り強度が約1割アップし、加工性も3倍近く向上した。2008年度を目標に量産技術を確立し、特殊車両や航空・宇宙機器などに使用される高付加価値部材への実用化をめざす。スプレイフォーミング法とは、容器の底の穴から出てくる溶湯に窒素ガスを吹き付け、飛ばした微細な霧状液滴を下のテーブル上に降り積もらせて冷やし固める技術。高濃度の合金元素を偏析がなく、微細で均一な材料組織の状態に溶けこませることができる。同社は91年から英国のオスプレイ社から導入し、独自に製造技術を確立した。
実用化されているアルミ合金で最も強度が高いウェルダライト合金に比べると、引張強度は約1割高い780メガパスカルで、他金属と比べても最高クラス。加工性を示す破断伸びは14%を実現し、同レベルの高強度チタン合金やマルエージング鋼より1・4倍を有している。合金組成はアルミに亜鉛、マグネシウム、銅など高濃度に添加した特殊なもの。
神戸製鋼と神鋼建材、アルミ箔で吸音 屋外用防音壁を開発
[ NEWS HEAD-LINE ]
神戸製鋼所は27日、0・1ミリほどの小さな孔を2―3ミリピッチで無数に開けたアルミ箔を用いた吸音構造による屋外用防音壁を、グループの神鋼建材工業(本社=尼崎市、稲葉嘉昭社長)と共同で開発したと発表した。同分野において吸音部材にアルミ箔を使用したのは世界で初めて。同社の実験データでは、従来から使用されているグラスウールなどを素材とした繊維系と比較した場合、屋外防音壁を上回る効果が得られるとしている。両社は実験データを踏まえた上で、新製品を繊維系と比較した場合、(1)高周波(500ヘルツ以上)域での吸音率低下がなく、高い吸音性を発揮(2)防音壁の高さを低くしても同等の防音効果の達成が可能(3)水分を含みやすい繊維系に対し、その懸念がなく耐久性が高い(4)アルミリサイクル性(5)繊維系のような飛散防止材の経年変化やフィルム破損による飛散がない、などの利点を強調している。
神戸製鋼は2000年時点でアルミ微細多孔箔による吸音構造と仕組みを単独で開発しており、それを使用した吸音構造に関しては06年に神鋼建材と共同で特許出願した。
JFEスチール、配管腐食診断装置を開発
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JFEスチールは22日、鋼製配管や構造物の腐食減肉状態を非接触かつ面状で自動計測できる腐食診断装置「Scan―WALKER」を開発・導入したと発表した。センサーに低周波電磁誘導を原理とした16チャンネルの検出コイルを装備し、80ミリ幅で計測を行うため広域範囲の腐食状態を効率的に診断することが可能。また配管などの外面にマグネット車輪で吸着し、遠隔操作で360度方向に自由に走行可能な自走装置にセンサーを搭載しており、足場のない高所でも計測できる。設備配管は老朽化すると内部および外部から腐食が発生し、ガス洩れなどの危険性が増す。従来、配管の腐食減肉状態は、外側から超音波厚み計により測定する方法が主流だったが、定点測定では孔食の発見は困難で、面状の計測には多大な労力と費用を要する。
「Scan―WALKER」は、(1)非接触のため接触媒質が不要で塗装や汚れ除去などの表面手入れが不要(2)連続自動計測ができ、パソコン画面でリアルタイムに計測結果が確認できる(3)計測結果はカラーマップ表示され、欠陥位置が容易に判定できる(4)画面上の任意の位置をクリックすれば、厚みや欠陥の大きさを計算し表示する――などの特徴を持つ。
計測可能板厚が保証12ミリ(最大16ミリ)。走行可能最小配管径は直径500ミリで、これ以下の径ではセンサーの手持ち測定となる。自走装置・センサーなどセットで約900万円。
日鉄住金建材、ラミネート鋼板 「防汚タイプ」を開発
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日鉄住金建材(小山巖社長)は、超耐久性フッ素樹脂フィルムラミネート鋼板「フロールボンド」の新商品として、防汚効果を発揮する光触媒層をコーティングした防汚用光触媒鋼板「フロールボンド―C」を開発した。拡販体制を整え、2007年度から本格販売を開始し、当面、年間販売100トンをめざす。「フロールボンド」は、デュポン社の高度な化学技術を結集した、フッ素樹脂フィルム・テドラーを表面材に採用。新日本製鉄の溶融亜鉛めっき鋼板にラミネートすることで、長期間耐久性のある、高性能化粧鋼板として製品化されたもの。
同製品は紫外線や酸性雨に強く、長期間にわたって美観性を保ち、酸やアルカリ等の薬品や亜硫酸ガス等の腐食ガスにも耐久性が実証。また、被膜が柔軟で伸びが良く、加工性に優れるほか、通常の使用環境下で20年まで材料保証するなど、ユーザーメリットは大きい。
新たに開発した「フロールボンド―C」は、既存のテドラーフィルムの上層に光触媒コーティング(光触媒被膜、バリヤ被膜)をプラスしたもの。酸化チタン光触媒層は太陽光を受けると、付着した有機物汚れを分解するとともに、鋼板表面の親水性が高くなり、雨で汚れが流れ、鋼板表面の美しい状態を維持する。同製品は、川崎重工業の光触媒塗料を用いてデュポン社がフィルムにし、日鉄住金建材が溶融亜鉛めっき鋼板や、スーパーダイマ(高耐食性めっき鋼板)にコーティングする。カラーは標準5色(オーダー対応を含めて18色)。価格は「フロールボンド」の約1・5倍(板厚1・6ミリベース)。
愛知製鋼、スラグリサイクルで新技術 副産物を年1万トン低減
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愛知製鋼は13日、鉱物資源の有効活用と副産物の低減を目的とした独自のスラグリサイクル技術「ANRP法」を開発し、年間1万トンの副産物低減が可能になったと発表した。同リサイクル技術は、連続鋳造終了後、取鍋に残る電気炉還元スラグに約50%の石灰成分が残留していることに着目し、それを電気炉へ溶融状態のまま直接投入することで石灰の代替を図るもの。
従来、電炉炉還元スラグは、リサイクル処理を施し、主に路盤材として再利用している。しかし、路盤材の需要減が予想され、また他用途への使用が難しいことから4年前に発生源対策として技術開発に着手した。その結果、実用化を果たし、2005年10月に本格運用を開始した。その効果としては06年度に電気炉還元スラグ発生量が1万トン低減できる見通しで、また一部鋼種を除いて電気炉石灰の投入が不要になることから、製鋼部門の石灰使用量も年間4000トン(約18%)減らすことができる見込みである。この技術は、社外公開している。
愛知製鋼、クロム系・ステンレス鉄筋を商品化
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愛知製鋼は5日、ステンレス鉄筋コンクリートバー「サスコン(SUSCON)」に新製品としてクロム系製品(10サイズ、3強度区分対応)を追加し、3月に販売を開始したと発表した。クロム系ステンレス鉄筋SUS410で、コンクリート中で優れた耐久性を発揮することから、コンクリート構造物の耐久性向上に寄与できる。今回商品化したクロム系鉄筋は、普通鉄筋がアルカリ性のコンクリート中では十分な耐久性を発揮するものの、塩害や中性化の問題で耐久性が損なわれ、エキポシ樹脂塗装や亜鉛めっきを要することから、それに代わる製品として開発した。というのも塗装などを施した普通鉄筋は、現場施工時に傷を付けない配慮や傷を付けた場合の補修が必要となるが、ステンレス製の場合、表面処理を施していない普通鉄筋と同じような加工、管理、施工が可能になる。
その特徴は(1)コンクリート中で優れた耐久性を有する(2)普通鉄筋JIS規格の3種類の強度区分(SD295、同345、390)に対応できる(3)ニッケル系ステンレス鉄筋に比べ安価。サイズはD10―38の10サイズ。鋼種はSUS410。用途としてはコンクリート構造物全般(特に降雪地域、臨海地域)のほかアンカー、インサートなど。販売目標は年間約10億円、数量にして4―5000トン。
