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| 材料: 鉄 ステンレス ニッケル チタン 銅 アルミ その他 |
| 形状: 鋼板 鋼管 線材 棒鋼 |
| 用途: 自動車 建設 |
| 環境: リサイクル 鉛フリー カドミフリー 処理機械 アスベスト |
| 製品・技術: ボルト 溶接・接合 めっき 加工 超電導 磁石 表面改質 防食 金属粉末 熱処理 電池 |
2007年 > 新製品・新技術情報バックナンバー
7/27 日本製鋼と東北大、アルミ水素化物の合成技術を確立
7/27 高耐酸性コンクリート 呉・新居浜市が共同開発
7/26 シーケー金属、世界初のRoHS対応 溶融亜鉛めっき鋼管を開発
7/10 日新製鋼、外装用鋼板に新商品 ハイテン鋼初採用
7/6 大同スペシャルメタル、高ニッケル合金フラットバー開発
7/2 日軽金と福岡アルミが開発 新アルミ溶湯清浄装置
日本製鋼と東北大、アルミ水素化物の合成技術を確立
[ NEWS HEAD-LINE ]
日本製鋼所と東北大学金属材料研究所はこのほど、高密度水素貯蔵材料としてのアルミ水素化物の合成技術の確立に成功したと発表した。燃料電池自動車や小型燃料電池機器の開発を進めている国内需要家への試験用材料の供給が可能になった。東北大学金属材料研究所の中森裕子助教と折茂慎一准教授の研究グループは、米ハワイ大学と共同でアルミ水素化物の代表的な3種類の結晶構造の合成に成功した。水素との反応性などの基礎データも解明した。
アルミ水素化物は入手困難なほか、これまで水素貯蔵材料に最適なアルミ水素化物の合成技術は確立されていなかった。
日本製鋼所は東北大の研究をもとに合成技術の確立を進め、安定的に合成することに成功した。10グラム程度のアルミ水素化物を携帯機器用のマイクロ燃料電池用タンクに充填して調べた結果、従来の材料より約2倍の水素貯蔵が可能だった。
重量は半分になった。80度程度の低温から水素を放出し、100―120度程度で燃料電池に必要な水素供給量を十分確保できることも確認した。合成したアルミ水素化物は常温で数カ月の長期間、保管できる。
高耐酸性コンクリート 呉・新居浜市が共同開発
[ NEWS HEAD-LINE ]
広島県呉市と愛媛県新居浜市の産学が連携して、耐酸性の高いコンクリートの共同開発に取り組んでいる。石炭灰と鉄鋼スラグを主原料に製造するもので、通常のコンクリートと比べ約8倍の耐酸性を実現、下水道設備での利用が想定されている。現在、製法を特許申請中で、今年度内に実証試験を始める。環境面での優位性も押し出し、2―3年後をめどに実用化をめざす。共同研究を行っているのは、呉工業高等専門学校教授の市坪誠氏(環境都市工学科)、新居浜工業高等専門学校講師の牧慎也氏(生物応用化学科)と住友共同電力(新居浜市)。共同で研究していた市坪氏・牧氏と住友共同電力を、産学連携支援を行う「財団法人東予産業創造センター」(新居浜市)が取り持ち、04年9月から三者での共同研究がスタートした。
下水道施設などの地下・地中構造物は、微生物の生命活動で生じる硫酸により侵食・劣化が進行。近年それが顕在化し、設備の耐久性向上や維持・管理技術などが問題となっている。共同研究では石炭灰のうちフライアッシュ(常圧型流動床灰)と高炉スラグを主原料に、耐酸性の高いコンクリートを開発、同施設などで実用化をめざす。
開発したコンクリートのモルタルによる耐酸性比較実験では、従来のコンクリートと比べ約8倍の耐酸性を記録した。4センチ四方の立方体を10%硫酸に32日間浸して浸漬実験を行った結果、耐酸性コンクリートは質量の減少を10%程度にとどめた。一方、従来のコンクリートは同様の浸漬実験で、質量が耐酸性コンクリートのモルタルの8分の1にまで減少したという。
シーケー金属、世界初のRoHS対応 溶融亜鉛めっき鋼管を開発
[ NEWS HEAD-LINE ]
シーケー金属(本社=富山県高岡市、釣谷宏行社長)は25日、世界で初めてRoHS指令に対応する溶融亜鉛めっき鋼管「CKe白パイプ」をはじめ、新配管システム「マルチ1」、つば出し成形加工機「CKフレアマシン(新タイプ)」を開発したと発表した。「CKe白パイプ」は鉛やカドミウム、六価および三価クロムなどの環境負荷物質を含まず、「電気・電子機器における特定有害物質の使用制限指令(RoHS指令)」に世界で初めて対応する溶融亜鉛めっき鋼管。環境負荷の低減に貢献するとともに、従来品に比べ、高い耐食性を誇る。素管(配管用炭素鋼鋼管)は国内メーカーから供給を受け、自社開発技術でめっき加工を施す。サイズは6A―100A(65A、80A、100Aは受注生産)。04年10月に販売開始した「CKe白継手」との組み合わせで、完全RoHS対応配管が実現する。
「マルチ1システム」は、3層管を用いた新しい配管システム。「マルチ1パイプ」は、外側を耐熱ポリエチレンで被覆したアルミパイプの内側に耐熱ポリエチレンを挿入。3層構造にしたことで、熱膨張による伸びやたわみが無い。保持力があり、曲げ状態を維持でき、耐圧強度がポリブテン管、架橋ポリエチレン管の約1・5倍。ワンタッチ施工の「マルチ1継手」は止水を強化し、パイプ挿入状況を確認できる。高耐圧・高耐熱性で、エコキュートにも対応。パイプは酸素を通さず、配管内の腐食環境が良好などメリットは多い。
「CKフレアマシン」は、フレア工法のための鋼管とステンレス管のつば出し成形加工機で、今回、ニューモデルを開発した。フレア工法は、つば部にルーズフランジをあててフランジ接合する配管工法で、配管作業を正確で容易にする。フレア加工はパイプの管端部を拡管し、90度につば出し加工を行うもの。今回、可動式操作盤を採用して操作性を向上させたほか、防錆対策などを強化した。
日新製鋼、外装用鋼板に新商品 ハイテン鋼初採用
[ NEWS HEAD-LINE ]
日新製鋼は9日、月星GLカラーの新商品「月星GLカラーフレスポHT」を8月から発売すると発表した。「フレスポHT」は、日新製鋼の外装用鋼板として初めて原板にハイテン鋼を採用し、めっき、塗装した製品で、従来品より引っ張り強さを約13%向上させた。北海道地域向けの標準品として販売し、本年度の北海道地域での売上高は前年度の3割増を見込む。北海道地域では屋根を施工する際に強度を高めるため、長尺の屋根材同士を接合する「蟻掛け工法」が使われている。従来同工法には鋼板の破断がみられ、鋼板の加工性の改善が必要とされていた。
日新製鋼は蟻掛け工法に適した商品開発を原板の設計から検討。ハイテン鋼にめっき、塗装する技術を確立することで、蟻掛け工法で破断しづらい屋根材の開発に成功した。
また、既存商品「北欧モダン」「肌美人」「つや消し」「エナメル」「涼くん」が有する落雪性や防汚性、遮熱性など各種機能を付加した製品もラインアップしており、環境に合わせて選択することが可能。とくに、「北欧モダン」の機能を付加した「フレスポHT」シリーズは北欧の家屋に似せた屋根材、外壁材の新色シリーズで、特殊塗膜を使用し、落雪性を高めている。
大同スペシャルメタル、高ニッケル合金フラットバー開発
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大同特殊鋼グループでニッケル合金鋼の販売会社・大同スペシャルメタル(DSM、本社=東京都港区、熊木善朗社長)は、ニッケルを30%以上含む高ニッケル合金フラットバーを世界で初めて市場投入する。製造は大同の渋川工場や星崎工場など現有設備を有効活用する。フラットバーの補完的製品と位置づけ、アジアを中心に市場が広がる生産設備材向けに拡販、初年度で年間約50トンの販売をめざす。特徴はあらゆるサイズに対応し、寸法精度が抜群なこと。例えば、厚さは3―105ミリ、幅は13―410ミリまで揃えおり、寸法公差の許容差は厚さ20ミリ以下では0・5、幅50ミリ以下では0・8となっている。
熱間圧延材のため、プラズマ溶断などでは側面・端面バリや歪みができない。また専用設備で矯正加工を行っており、曲がりやねじれがほとんどない上、加工リードタイムも大幅に短縮するなどの利点がある。
見込める用途は、化学分野ではリアクターやファンの羽根、グレーチング、熱処理炉ではマッフル炉リブや炉内レール、食品加工では加熱用ヒーターなど。また最近、基準が厳しくなった温泉施設の水路材や浴槽材などにも需要がある。
「ステンレスでは耐えられない厳しい環境分野に需要を広げたい。どちらかというとチタン材と競合するような分野だから、足元のニッケル高騰下でも、価格的には優位性がある」(DSM技術開発部)という。
日軽金と福岡アルミが開発 新アルミ溶湯清浄装置
[ NEWS HEAD-LINE ]
日本軽金属は29日、福岡アルミ工業と共同開発した次世代型アルミニウム溶湯清浄装置「FF静波」とこれに用いる「専用フラックス」の販売を開始したと発表した。従来機と比べ発生ガスの量を10%に低減でき、作業時間も半減する。初年度は50基の販売目標を設定した。アルミ溶湯清浄化装置は、フラックス処理後の溶湯中の脱ガスと清浄化を図る。新製品は、日本軽金属が以前から販売する清浄装置「静波」にフラックスフィーダー(FF)機能を加えたもの。通常のフラックス処理に比べ10%程度の少量の「専用フラックス」を旋回ノズル管を通じて自動操作で溶湯中に投入し、アルミニウム溶湯を効率よく清浄化できる。
