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| 材料: 鉄 ステンレス ニッケル チタン 銅 アルミ その他 |
| 形状: 鋼板 鋼管 線材 棒鋼 |
| 用途: 自動車 建設 |
| 環境: リサイクル 鉛フリー カドミフリー 処理機械 アスベスト |
| 製品・技術: ボルト 溶接・接合 めっき 加工 超電導 磁石 表面改質 防食 金属粉末 熱処理 電池 |
2008年 > 新製品・新技術情報バックナンバー
5/26 日鉱金属、リードフレーム用の高強度コルソン系合金を開発
5/26 物質・材料研、超高強度鋼を開発/靭性、室温以下で上昇
5/15 大阪チタニウムと住金、高性能の可視光型光触媒を開発、性能5倍に
5/15 フジクラ、イットリウム系超電導線材 世界最高の臨界電流、実用化にめど
5/13 JFE、狭開先溶接技術を開発/時間・コスト大幅低減
5/13 日軽金と日軽金アクト、高剛性アルミ鋳物合金を開発
日鉱金属、リードフレーム用の高強度コルソン系合金を開発
[ NEWS HEAD-LINE ]
日鉱金属は従来品より1割以上強度が高いリードフレーム用のコルソン系合金を開発した。成分や変形しにくさ、曲げやすさは従来品と変わらない。新製品の名称は「C7025―H(HP)」。強度の高さを表す引張強さは750メガパスカルで、従来のC7025合金(C7025―1/2H)を約12%上回る。価格は現在検討中だが、基本的に従来品と同水準にする考え。
C7025合金は銅にニッケルやシリコン、マグネシウムなどを添加したコルソン系合金。米オーリンブラス社が開発し、日鉱金属も約10年前から製造している。強度が高く変形しにくい点が評価され、半導体リードフレーム材に使用されている。
近年、半導体分野では高機能化や高性能化、小型化、低コスト化の要求が強まっている。リードフレーム材となる銅合金にも薄くても変形しにくい強度の高さなどが求められている。
物質・材料研、超高強度鋼を開発/靭性、室温以下で上昇
[ NEWS HEAD-LINE ]
物質・材料研究機構(岸輝雄理事長)は23日、特殊な合金元素を多量に添加することなく、衝撃を加えても壊れにくい超高強度鋼(引張強度180キロ級)の開発に成功したと発表した。加えて60℃からマイナス60℃では温度が下がるほど鋼の衝撃吸収エネルギーが上昇するという既存鋼とは逆の靭性の温度依存性を見出した。従来、金属材料の高強度化と靭性の向上はトレードオフの関係にある。引張強度180キロ以上の超高強度鋼の衝撃吸収エネルギーは、コバルトやニッケルなどを多量に添加したマルエージング鋼などの最高級の高合金鋼でも40ジュール程度で靭性は低かった。しかも超高強度鋼は室温以下に冷却されると衝撃吸収エネルギーが急激に低下する延性脆性遷移挙動を示すため構造用部材としての用途は限られていた。
中炭素低合金鋼(炭素0・4%、シリコン2%、クロム1%、モリブデン1%)の角棒材を焼き入れのあと500℃に焼き戻し。減面率約77%の多パスの溝ロール加工を施したところ、180キロ級(室温)の超高強度で衝撃吸収エネルギーが226ジュール(同)とマルエージング鋼の約6倍の高い靭性を持つことを確認、既存鋼とは逆の靭性の温度依存性も見いだした。
大阪チタニウムと住金、高性能の可視光型光触媒を開発、性能5倍に
[ NEWS HEAD-LINE ]
大阪チタニウムテクノロジーズと住友金属工業は14日、高性能の可視光型光触媒を共同で開発したと発表した。シックハウス症候群の原因物質となる揮発性有機化合物(VOC)を、従来品の約5倍の速さで酸化分解し、さらにアンモニアなどの臭気物質も効果的に分解する。本製品は大阪チタニウムの従来品と比べて約5倍の性能をもち、蛍光灯の光で数ppmの低濃度のアセトアルデヒドやトルエンを完全に分解することができる。さらには、付着した水が水滴とならずに薄い水膜を形成する親水性作用をもっているため、曇り止めや汚れ落としの効果も見込まれている。
可視光型の光触媒は、従来の紫外線光触媒では機能できない室内や夜間照明でも使用できる。本製品は酸化チタンをベースに他の金属酸化物を加えたことで、可視光・紫外線領域の両方で高い活性度を維持することに成功した。製品は粉末とゾルの2タイプを用意している。
フジクラ、イットリウム系超電導線材 世界最高の臨界電流、実用化にめど
[ NEWS HEAD-LINE ]
フジクラは14日、イットリウム系酸化物超電導線材の開発で、実用化の目安といわれる500メートル長、臨界電流300アンペアを達成したと発表した。線材の性能を表す1cL値(長さと臨界電流の積)は17万6023アンペア・メートルで世界記録を更新した。実用レベルの線材開発に成功したことから、今後は量産化と各種機器への応用展開に注力したい考え。今回は長さ503・5メートルの線材で臨界電流349・6アンペアを達成した。IcL値は米スーパーパワー社が本年3月に発表した世界記録15万8950アンペア・メートルを上回った。
JFE、狭開先溶接技術を開発/時間・コスト大幅低減
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JFEスチールとJFEエンジニアリングは12日、従来比1・5倍の深い溶け込みが得られる独自の炭酸ガスアーク溶接技術を活用し、溶接施工能率を飛躍的に向上させる「狭開先アーク溶接技術」を開発したと発表した。厚板鋼構造物の組立溶接に適用した場合、溶接時間と施工コストを2分の1以下に抑えられるという。ビルの高層化などによる鋼構造物の大型化・厚肉化に伴い、溶接時間が長くなり、施工コストも増加する傾向にある。溶接施工時間短縮の方策として、溶接量を少なくできる狭開先溶接技術が注目されてきたが、従来のアーク溶接技術では溶接欠陥が発生しやすいという課題があり、実用化されていなかった。
JFEスチールが2004年までに開発した「J―STAR・Welding」は、溶接アークが安定して開先部に集中し、従来比1・5倍の深い溶け込みが得られるなどの特性を持つ。この技術を狭開先溶接に適用したところ溶接欠陥がなく強度靭性に優れた接合部を得ることができた。
日軽金と日軽金アクト、高剛性アルミ鋳物合金を開発
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日本軽金属と日軽金アクトは省力・産業機械メーカーの東金属産業(本社=静岡県沼津市、田中勝蔵社長)と共同で縦弾性係数を飛躍的に向上させた高剛性アルミ鋳物合金「NE12」の開発に成功し、鋳物製品として生産を開始した。NE12の特長は従来のアルミ鋳物合金AC4Cと比較して、(1)縦弾性係数を約30%向上させ、アルミの弱点とされたたわみ問題を改善した(2)熱膨張係数を約10%低減し、熱変異による製品への影響を小さくした、などのほか、(3)高い縦弾性係数を有しながら従来のアルミ鋳物合金以上の切削性を実現し、工具寿命の改善や高速加工に貢献した。
