電池屑/廃触媒/タングステン等非鉄金属屑高価買取、36年のノウハウと実績の中国興業
外国為替FX・先物取引情報 商品投資ニュース―コモディティ・アイ
海外の非鉄相場を入電当日にEメール配信:非鉄外電モーニングコール
保存に便利、「日刊産業新聞 CD−ROM収冊盤」 6ヵ月以上購入で割安
ベアリング鋼の世界トップメーカー=山陽特殊製鋼
極厚亜鉛めっき鉄線のパイオニア―サクラテック


材料:   ステンレス  ニッケル  チタン    アルミ  その他
形状: 鋼板  鋼管  線材  棒鋼
用途: 自動車  建設
環境: リサイクル  鉛フリー  クロムフリー  カドミフリー  処理機械  アスベスト
製品・技術: ボルト  溶接・接合  めっき  加工  超電導  アモルファス  磁石  表面改質
         防食  金属粉末  熱処理

2008年 > 新製品・新技術情報バックナンバー
6/27  住友電工ハードメタル、鋼旋削加工用新材種を開発 新被膜技術で寿命2倍
6/19  JFESと水島合金鉄、高充填性の窒化ホウ素粉末開発
6/10  生田産機工業、銅条用の異形条レベラー開発
6/9  NSSC、エアコン接続用配管 ステンレスで開発
6/9  古河ケミカルズ、銅めっき用酸化銅を開発

住友電工ハードメタル、鋼旋削加工用新材種を開発 新被膜技術で寿命2倍  超硬工具メーカーの住友電工ハードメタルは26日、鋼旋削加工用の新材種「エースコートAC830P」を開発したと発表した。新しいCVD(化学蒸着)コーティングで、従来材種より2倍以上の長寿命を実現した。

 エースコートAC830Pは同社独自の「スーパーFFコート」を採用し、従来材種に比べて耐磨耗性と耐剥離性を大幅に向上した。平滑かつ超微細な炭窒化チタンと酸化アルミニウムの積層膜で、耐溶着性と耐磨耗性に優れる。

 同時に、コーティング膜内部応力の制御技術を新開発。CVDコーティング膜特有の残留引っ張り応力を低減し、従来材種に比べて耐欠損性を2倍以上向上した。これにより、鋼の旋削加工で従来比2倍以上の長寿命化、1・5倍以上の高能率加工を可能にした。

JFESと水島合金鉄、高充填性の窒化ホウ素粉末開発  JFEスチールと水島合金鉄は18日、家電、OA機器、自動車などの電装部品に使用する樹脂フィラー用高充填性BN(窒化ホウ素)粉末「HP―40」を共同開発、水島合金鉄で製造・販売を開始したと発表した。

 電装部品のCPU(中央処理装置)での放熱材料として絶縁樹脂に混合するセラミックス粉末(樹脂フィラー)で熱伝導率と充填性を大幅に高めた結晶が六方晶のh―BN粉末として商業化、工業分野での新規製品として拡大する。

 電装部品ではCPUの小型化と高密度化など高性能化が進み、発生する熱の放熱が課題となっている。両社では放熱効果を高める樹脂フィラー向けに、熱伝導性と樹脂への充填製に優れるBN粉末を開発した。これまでのBN粉末では粒子形状が扁平で樹脂への充填に難があったが、原料、焼成条件などを見直しで最適化、独特の凝集体構造を実現。従来よりも単結晶の厚みを1・5―2倍に厚くし、充填性が向上した。不均一な粒径で混合した樹脂フィラーはBNの最大配合量が20―40%アップしたほか、熱伝導率も高められた。

 h―BNの特徴は(1)熱膨張率が珪素に近く、基板との歪が生じにくい(2)誘電率が小さく、信号伝播遅延が小さい(3)電気絶縁性が大きく、絶縁耐力に優れる(4)熱伝導率がアルミナの2―3倍と高い―などで高充填性でCPUでの放熱効果がより高まる。

生田産機工業、銅条用の異形条レベラー開発  伸銅機械メーカーの生田産機工業(本社=京都市伏見区、生田泰宏社長)はこのほど、銅条用の異形条レベラーを開発し、今秋には韓国の大手伸銅メーカーへ納入する予定だ。ローラーを二重構造にした独自の工夫を施したもので、今後は国内の加工業者にも広く販売していく方針。

 断面の厚みが均等でない異形条のレベラーは、高低差のある凹型のローラーの高い面と低い面で周速差が生じ、表面にスリップ傷が生じる原因となっていた。ゴム製のローラーを使うこともあったが、傷発生を大幅に抑制することは難しかった。

 また、傷を付けない方法には双方から引っ張るストレッチレベラーもあるが、条製品の内部残留応力や反り返りを完全に除去することはできなかった。

 開発した異形条レベラーは内輪と外輪を二重構造にして、間に特殊な潤滑装置をつけたもの。周速が速くなる外輪部をスリップさせることで内外の速度を統一した。これにより製品の高い平面度を実現し、試行したところ良品率は99・7%に達した。

NSSC、エアコン接続用配管 ステンレスで開発  新日鉄住金ステンレス(NSSC)は6日、世界で初めてステンレス製エアコン接続用配管の商品開発に成功したと発表した。これまでは銅管が主流だったが、銅より強度(耐力)が3・4倍、引っ張り強さが1・8倍となり、約60%軽量化した。独自鋼種のフェライト系ステンレスを商品化したもので、フレキシブル管にすることで曲げ加工性も向上した。

 素材となるのは、高加工性フェライト系ステンレス「NSSC PDX」。これまでは冷蔵庫の外装材などに利用されてきたが、SUS304などのオーステナイト系に比較して加工硬化が少なく、フェライト系の中でも加工性に優れている。銅管と同様に圧力がかかる接続施工(フレア加工)も可能となった。

 銅は0・8ミリが最薄の管厚みに対し、PDXは0・3ミリ。素材使用量の軽減により、銅管使用と比較してトータル的な商品価格も割安となる。NSSCが約2年前から商品開発に乗り出していた。

 PDXは銅管と比較した実機試験で、エアコンの性能に差がないことや耐圧などの評価試験でも問題ないことが確認されたという。

古河ケミカルズ、銅めっき用酸化銅を開発  古河機械金属は6日、中核事業会社の古河ケミカルズが銅めっき用酸化銅「FCO―M6」を開発したと発表した。プリント回路基板やめっき関連などの需要家向けにきょう9日から販売する。大阪の本社工場で需要動向に応じて順次設備を増強し、亜酸化銅に次ぐ収益の柱にしたい考えだ。

 プリント基板の製造工程では、現在主流になっている銅ボールを使っためっき方法から、めっき精度やメンテナンス性に優れた不溶解性陽極を使うめっき方式への切り替えが進んでいる。同方式には酸化銅を使う。

 酸化銅にはめっき液への迅速な溶解性や扱いやすい流動性の良い粉体が求められるが、現在、銅めっき用酸化銅の供給量は不足感が強いという。同社はこのため、銅酸化物製造で培ってきた粒子制御技術をベースに、溶解速度、粉体流動性に優れた酸化銅を開発した。