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| 材料: 鉄 ステンレス ニッケル チタン 銅 アルミ その他 |
| 形状: 鋼板 鋼管 線材 棒鋼 |
| 用途: 自動車 建設 |
| 環境: リサイクル 鉛フリー カドミフリー 処理機械 アスベスト |
| 製品・技術: ボルト 溶接・接合 めっき 加工 超電導 磁石 表面改質 防食 金属粉末 熱処理 電池 |
2008年 > 新製品・新技術情報バックナンバー
8/26 JFEスチール、摩耗低減材を開発 鉄系焼結材切削工具用
8/21 古河機械金属、新熱電変換材料を開発 スクッテルダイト系で世界最高
JFEスチール、摩耗低減材を開発 鉄系焼結材切削工具用
[ NEWS HEAD-LINE ]
JFEスチールは25日、自動車部品などとなる鉄系焼結材の切削工具の磨耗低減材「JFM4」(JFE・フリー・マシニング)を開発したと発表した。焼結材の鉄粉に混ぜると焼結材切削で生じる摩擦熱による工具の酸化を防止、工具の磨耗を抑え、工具寿命を4倍にできる。酸化ケイ素、酸化マグネシウムを主成分とした複数の酸化物からなるミクロンサイズの粉末で低融点の成分を含むことが特徴。鉄系焼結材は鉄粉を焼結し、自動車などの部品を成形するが、材料内に分散する気孔によって切削時の熱を放散しないため、摩擦熱が発生。これによって工具が酸化し、磨耗が激しくなり、工具寿命を縮めていた。
今回開発したJFM4は低融点成分を含むため、摩擦熱で一部の低融点相が融解、これが工具表面に付着し、工具の回転によって工具表面に被膜をつくる。この被膜によって切削段階での工具磨耗を抑制する。さらに切屑は微細で加工面からの排除が容易となり、加工面も滑らかになる。0・1―0・5%の比率で添加、工具磨耗は未使用の場合と比較して4分の1に低減、寿命は4倍に向上、工具交換の工程も少なくでき、コストも4分の1に圧縮できる。
古河機械金属、新熱電変換材料を開発 スクッテルダイト系で世界最高
[ NEWS HEAD-LINE ]
古河機械金属は20日、廃熱などの熱エネルギーを電気に変換する高性能熱電変換材料を開発したと発表した。原材料に鉄、コバルト、アンチモン、希土類元素などを使った「スクッテルダイト系」の材料として、室温から600度の中温領域で世界最高の性能を実現した。熱電効率の改善や量産化技術の開発などを進め、自動車、工場、焼却炉などの熱エネルギーを有効利用するため2010年の実用化をめざす。熱電変換材料は電気的な特性に優れ、材料の熱伝導率も低いことが高性能の条件。しかし、スクッテルダイト系材料は電気的特性に優れているが、熱伝導率が高いという課題を抱えていた。同社の素材総合研究所(茨城県)はこのほど、課題だった熱伝導率を大幅に低減し、熱電変換材料の性能を向上させることに成功した。
スクッテルダイト系材料にランタン、バリウム、イッテルビウム、カルシウムなどの元素を中心に、さらに別の元素を同時に充填した。別の元素はアルミニウム、ガリウム、インジウム、チタン、ジルコニウム、ハフニウムなどで、同時に3種類以上の元素を使った。 これまで報告されている熱電変換性能の2倍以上の優れた性能の材料を開発することができた。同社は多種元素を導入することで、結晶の格子振動の調和振動が乱され、熱の伝導が妨げられたためと分析している。
日本で消費されるエネルギーの3分の2は、利用されないまま廃熱として大気中に排出されている。省エネ化や環境負荷を軽減するため、熱電変換材料を内蔵した熱電変換モジュールで、未利用の廃熱を使い発電する方法が注目を集めている。
