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2010年03月12日(金)
 中国当局が11日発表した2月の工業生産統計によると、粗鋼生産は5036万トンと前年同月比22・5%増加した。2カ月連続で5000万トンの大台を上回った。月間最高だった1月比では4・1%減と3カ月ぶりに減少したが、日産量は6・1%増と2カ月連続で増加した。

 中国の自動車生産が高水準を持続するなど、堅調な国内需要が年率6億トンの生産を支えている。1―2月の粗鋼生産は1億289万トンと前年同期比25・4%増加した。
 ダイワスチールは今年7月にも、水島事業所の2号電気炉(公称100トン)の炉体更新を行う。炉容積は変えず、炉の形状を縦長にすることで、上工程(製鋼)の生産効率を引き上げるのが狙い。

 工期は約1カ月でこの間、2号電気炉は一時休止するため、これに備えて半製品(ビレット)と製品(異形棒鋼)は一定量を前倒しで生産し、在庫する予定。
 関係筋によると、高炉大手の2010年度積み鉄鉱石の価格交渉で、最大手の伯ヴァーレは09年度積みに比べて90%以上の大幅値上げを求めたもようだ。

 ヴァーレは従来の年間固定価格を四半期ごとに価格改定する方式に改めるよう求めており、今回の提示は4―6月分のようだ。高炉大手は四半期ごとの値決めにも大幅な提示額にも反対しており、交渉は難航しそうだ。
 大手小棒電炉メーカーの朝日工業(本社=東京都豊島区)は、主力工場の埼玉事業所(埼玉県児玉郡)で進めていた圧延加熱炉の更新工事が完了し、8日に火入れ式を行った。

 新しく導入したウオーキングビーム型加熱炉(黒崎播磨製)は、リジェネバーナーを採用しているほか、燃料を従来の重油、再生油からLNGに切り替える。

 今後は5月にタンディシュ予熱装置、今夏に電気炉の燃料をLNG化する計画で、2010年度に製鋼、圧延ともにLNGへの燃料転換が完了する。
 JFEスチールは11日、2010年4月分から、国内向け鋼管全品種を値上げすると発表した。

 電縫鋼管、ガス管(黒ガス管、白ガス管)、シームレス鋼管、UOE鋼管が対象になり、値上げ幅は現行価格比で20%。店売り、ひも付きなど全分野が対象で、店売り分野はすでに取引先に打診しており、今後、全ひも付きユーザーとの個別交渉を開始する。