2014年10月9日

クリナップ、大阪ショールーム更新 食・住企業とコラボフェス

 クリナップは8日、同社最大規模のショールーム「キッチンタウン・クリナップ・大阪」(大阪市北区)のリニューアルオープンに伴い、食・住企業とコラボレーションした「ドリミアフェスタin UMEDA」を開催した。同社が運営する食と住空間の会員制の情報ウェブサイト「ドリーミアクラブ」のコンセプトのもと、トークショーや料理教室、調理器具の展示販売などのイベントが行われた。

 同ショールームは2012年7月に西日本の旗艦ショールームとしてオープン。梅田阪急ビル・オフィスタワーの高層26階に位置し、同社随一の広さと眺望を誇る。最新型のキッチンを展示するほか、料理教室などを開催するイベントスペース、住宅や食生活に関する書籍を閲覧できる図書スペースも設けている。

 今回、オープン2周年を記念して、コンセプト展示「キッチン・ルーム」のうち、2部屋をリニューアルしたほか、同社技術や商品機能を体感できる「キッチンラボ」も全面リニューアルし、来場者が同社の商品について、より理解できるような仕組みを構築した。

 同社では、「新商品の開発および市場投入を進めるとともに、キッチンラボの機能を刷新したことで、当社らしさを皆さまに伝えるとともに、『クリナップファン作り』につなげていきたい」(高橋健人・大阪ショールーム所長)としている。

 同社の主力システムキッチン「クリンレディ」シリーズは、素材に新日鉄住金ステンレスの高純度フェライト系ステンレス薄板「NSSC・FW1」を採用。12年度からは岡山工場および関係会社のクリナップ岡山工業・津山工場の生産能力増強を進めており、西日本地区の生産能力向上とショールーム機能の強化で、市場シェアアップを狙う。