2014年10月14日

愛知製鋼・知多、魅せる工場へ プラントアテンダント好評

 愛知製鋼は知多工場の製鋼、連続鋳造部門を中心に案内する「知多プラントアテンダント」を配置、若手女性2人が専任となり案内を行い、見学者から好評を得ている。

 プラントアテンダントは知多工場工務室安全・人事グループに籍を置く老泉暁さんと加藤紗織さんが担当している。藤岡高広社長は工場見学にあたり「見せる工場から、魅せる工場」への転換を要望。これを受けて安永直弘・執行役員知多工場長や渡辺和弘安全・人事グループマネジャーが中心となり、昨年末から構想を練った。

 その結果、新たに展示ルームに製鋼、連続鋳造設備のジオラマや製鋼操業の様子を映し出す大スクリーンなどを設置。工場案内を行うプラントアテンダントも養成し、7月から本格的な案内を開始した。これまでに取引先ユーザーや地域の行政担当者などが連日見学を行っており、若い女性の案内が好評なようだ。

 安永工場長は「工場見学のイメージを変えたいと考えていたが、思い通りのものができた。工場見学のイメージをよくして、企業イメージも変えていきたい」と語る。今後はプラントアテンダントが紹介できる工場を増やすとともに、小学生などにも分かりやすい案内を目指すことにしている。