2014年12月10日

中山製鋼所、鉄の魅力伝える 小学生対象に工場見学会

工程を見学する小学生
 中山製鋼所は社会貢献活動の一環として、小学生を対象とした工場見学会を実施している。本年は10―12月に大阪府、京都府の小学校4校から、延べ208人が社会科の工業学習のため圧延工場および棒線工場を訪れ、鉄の魅力を学んだ。  当日は、会社概要のDVDで会社案内や見学する工場の説明を受けた後、工場を見学。見学後は日本鉄鋼連盟が作成したパンフレット「ハツラツ鉄学」を活用しながら鉄鋼業全般についての説明を行い、質疑応答を行うという流れ。  見学中、参加した児童はダイナミックな圧延工程に驚き、熱さや音・物の大きさ、完成までの速さなどについての感想が飛び交い、質疑応答では「工夫していることはどんなことか」「気を付けていることは何か」など、見学で目に以外の事項についても質問するなど、熱心さがうかがえた。  同社では、小学生が鉄を学ぶ機会を少しでも増やすために、来年以降も工場見学受け入れを継続するとしている。