2015年1月28日

新日鉄住金、グローバル・イノベーター トップ100社に3年連続選出

 新日鉄住金は27日、トムソン・ロイター(本社=ニューヨーク)が世界で最も革新的な企業や研究機関を選出する「Top 100 グローバル・イノベーター 2014」アワードで、世界のトップ100社に3年連続で選出され、同日、トロフィーを授与されたと発表した。

 今回で4回目となるこのアワードは、トムソン・ロイターの持つデータベースを使用して抽出された厳格かつ客観的なデータと、同社の独自の基準に基づき、革新的な研究開発活動と優れた知的財産活動を行ったことが認められた企業に与えられる。

 アワードの評価は、特許の「数量」「成功率」「グローバル性」と「影響力」の4つの選考基準で構成。新日鉄住金は、特許の成功率とグローバル性で高い評価を得ており、特に成功率においては、昨年より大きな飛躍が見られ、知的財産活動における高い戦略性とグローバル性が評価された。

 なお、2014年の受賞は、日本企業が39社(前回は28社)で大幅に増加。その中でも3年連続でこのアワードを受賞したのは、鉄鋼業では同社が唯一で、長年にわたる研究開発活動および質の高い知的財産創出活動が、世界的にイノベーティブな企業の一つとして、客観的に認められたものとしている。