2016年7月7日

昭和電工など3社、中東で植物工場展開

 昭和電工と丸紅、千代田化工建設は7日、昭和電工の発光ダイオード(LED)技術で野菜を育てる植物工場を中東で展開すると発表した。アラブ首長国連邦(UAE)で最大規模の財閥と共同で来年1月、現地に実証プラントを導入する。中東では現在、レタスなどの葉物野菜は海外からの輸入が主流。新鮮な野菜を季節を問わずに収穫でき、温室タイプに比べ水の使用量も少ない植物工場は需要が期待できると判断した。