SANGYO SHIMBUN 90th ANNIVERSARY
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Special Interview
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創刊90周年記念座談会 広がるアルミ循環/(3)/CBR、缶の軽量化を加速

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産業新聞社 90周年 特別インタビュー
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 【サプライチェーンの課題】

 ――アルミのリサイクル材を使う上で、素材メーカーとしてどのような課題がありますか。

 田中「水平リサイクルがポイントになる。アルミは1000系から7000系まで合金種が豊富だ。CAN to CANや自動車to自動車といった水平リサイクルには、その他の合金が混入しないように適切に選別することが必要になる。さまざまな成分が混ざればカスケードリサイクルすることになる。使用済み製品から回収した素材を適切に選別・回収した再生材を同じ製品に戻すことが非常に大きなポイントになってくる。混ざってしまったものについては、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援を受けながらアップグレードリサイクルや高純度化システム開発を進めている。これらの技術については、2030年以降の実装を見据えて研究開発を進めている段階で時間がかかる。それまでの間は選別を徹底して、きちんと元の製品に戻していきたい。あとは循環の仕組み作りだ。一企業だけでは難しく、サプライヤーやお客さまと一緒に同じ環境意識を持ち循環の輪を広げることが重要と考える」

 ――再生材を使う上で、製缶業界としての課題はどうでしょうか。

 本多「缶ふたにリサイクル材を使うことが難しいのが課題だった。缶胴と缶ふたのアルミ材料の性質は異なる。特に、缶ふたは開口性をしっかり保つ一方で、缶の中身が炭酸飲料やビールの場合には、その耐圧に耐えなければいけない。強度と軽量性、硬度と加工性といった両立の難しいさまざまな性能が必要になる、リサイクル材を使うと性能のバランス配合というのが難しい面があった。この課題を解決するためUACJと共同で、リサイクル材を使っても従来の材料に近い物性を保てる材料の開発と、しっかりと性能を確保するための加工の開発により実現したのが、環境負荷低減に寄与する飲料用缶のふた『EcoEndTM(エコエンド)』だ。この技術を進化させ、さらにリサイクル材の展開を広げ、CAN to CAN率を向上させる。そのためにはリサイクル材の確保が重要になる。缶のクローズドループリサイクルのシステムを、どこまで築き上げるかが課題だ」

 ――三牧課長はアルミが地場産

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