2020年1月31日

中国鉄鋼業、固定資産投資26%増

中国鉄鋼業の固定資産投資額は2019年に前年比26%増え、過去最高を更新した。政府が規制を厳しくする環境保護への対策に加え、「能力置換政策」を利用した新規設備の導入が資金需要を高めた。需要の拡大や政府の構造改革、16年以降の企業収益改善を背景に投資熱が強まった。新たな能力が増える一方、米中貿易摩擦や新型肺炎による消費と投資の後退で景気が下振れし、需給の均衡が破れる懸念が浮上している。

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