2009年2月5日

上海シグマ、45%稼働を継続

 中国最大手アルミ二次合金メーカー、上海シグマの稼働率はピーク比45%程度に落ち込んでいる。2月も受注量の回復が見込めないことから現行の減産体制を継続する。足元の日本向けオファー価格は、トン当たり前年末比70ドル下落し、1490ドル(CIF、JAPAN)。

 トニー・フアング社長によると、2008年同社売上高はドルベースで、前年比1・5%マイナスの6億2000万ドル。利益は公表していないものの「夏以降の相場暴落の影響で大幅なマイナスを余儀なくされた」という。