2009年4月27日

伸銅品生産、81万トン 26年ぶり低水準

 日本伸銅協会は24日、2008年度の伸銅品生産(速報値)が前年度比19・2%減の80万6927トンだったと発表した。前年度割れは2年連続で、減少幅は過去4番目の大きさを記録。生産量も82年(80万1424トン)以来、26年ぶりに80万トン台となった。

 自動車や半導体分野の需要家が昨年後半から本年初めにかけて大幅減産を実施し、伸銅品需要が急減、生産の落ち込みにつながった。