2009年6月19日

アルミ缶リサイクル率87%、5ポイント減 相場安響く

 アルミ缶リサイクル協会は18日、2008年度の飲料用アルミ缶リサイクル率(再生利用率)を発表し、対前年比5・4ポイント減の87・3%と一転して減少した。90%の大台を割り込むのは、04年以来4年ぶり。

 昨年は、秋口以降の世界的な景気悪化に伴う需要急減、アルミ相場の大幅安という逆風に見舞われ、落ち込みを余儀なくされた。これに対し「CAN TO CAN率」は、66・8%(同4・1ポイント増)と3年連続で増加し、堅調な動きを見せた。

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