2010年5月31日

アルミ地金の対日プレミアム交渉 需要家、高止まりに難色

 2010年第3四半期(7―9月期)のアルミニウム新地金の対日プレミアム交渉が本格化している。

 豪州勢を中心とするサプライヤーは、高止まりする欧米市場のプレミアムや世界アルミ需給のタイト感などを材料に、前期(4―6月)から横ばいのトン122―125ドルのレンジを主張。これに対して日本側の多くは、韓国政府がこのほど開催した入札のプレミアム低迷などを踏まえ、6―7ドルの下げをめざしているようだ。

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