2011年11月4日

アルミ二次合金、1-4円下げ決着

 関東の大手アルミ二次合金メーカーと需要家による10月積み後決め製品販価交渉は、おおむねキロ1―4円の値下げで決着した。10月前半のアルミ原料相場下落が主因。一方、今後の二次合金市場は需要に不透明感が漂っている。タイの大洪水に伴う部品供給網の寸断で、自動車メーカーが国内で減産を実施しているため。市場では「11―12月の二次合金需要は減少する可能性が高い」(二次合金メーカー)との見方が広がりつつある。