2011年12月22日

国際マグネ相場が反発 中国減産で過剰在庫縮小

 国際マグネシウム相場が反発に転じた。世界供給の80%を占める中国マグネ精錬メーカーの対日オファー価格は、トン3100―3130ドル(C&F、MJP)で、11月の最安値から40―50ドル上伸した。還元剤のフェロシリコン価格上昇が主因。加えて精錬メーカーの減産強化で、過剰在庫が大幅に減少し、需給が引き締まってきたことも上げ材料だ。