2012年4月27日

住生活G、シャッターなど一部工場 閉鎖検討

 住生活グループは国内外の一部工場の閉鎖を検討している。リクシル鈴木シャッターのグループ会社で重量シャッターなどを生産するリクシル鈴木シャッター福岡(福岡県糟屋郡)、キッチンを手掛けるリクシル水戸工場(茨城県水戸市)が現在候補に挙がっているとみられる。時期は未定だが、2012年度下期が一つのめどになる可能性がある。

 リーマン・ショック後の金融危機や建築基準法の厳格化、住宅建て替えサイクルの長期化などで足元の国内の新築着工戸数はピーク時を大きく割り込んでいる。供給能力を市場に見合った水準に再編することで生産効率を高め、コスト圧縮も図りたい考えだ。