2012年10月23日

IMO、「残さ」排出規制 1月実施を確認

 国際海事機関(IMO)は今月、ロンドンで第64回海洋環境保護委員会(MEPC64)を開催し、精鉱などを運ぶ個体バラ積み貨物船からの「残さ」排出規制などについて話し合った。

 条約改正に伴い、来年1月から有害な貨物残さの海洋への排出を禁止することを改めて確認。有害かどうか判断する3つの評価基準のうち、「長期健康有害性」については判定に時間がかかるため2年間の猶予を設けたが、これ以外の基準に該当すれば1月から即時適用される。