2014年1月14日

三協立山、経常益2割増 建材が好調

三協立山が10日発表した2013年6―11月連結経常利益は前年同期比20・7%増の71億2400万円だった。従来の1・8%減益予想から一転して増益となった。利益の約7割を占める主力の建材が、公共投資の増加や消費税増税前の駆け込み需要の影響で好調だった。生産ラインの集約や経費削減による収益改善も寄与し、サッシ原料となるアルミ地金の価格上昇などのマイナス要因を相殺した。14年5月通期見通しについては、確定拠出型年金の導入による業績への影響を算定する作業が済んでいないことを理由に据え置いた。