2014年5月12日

UACJとコンステリウム、車パネル米合弁正式合意

UACJは9日、米国に自動車外装パネル用アルミ板を製造する合弁会社を設立することで、欧州アルミ圧延メーカー大手のコンステリウム社と正式合意したと発表した。1億5000万ドル(約150億円)を投じて年産能力10万トンの工場を新設し、2016年第1四半期に生産を開始する。中間製品の冷間コイルはUACJ連結子会社の米TAAと、コンステリウム社が供給し、新工場は焼き入れや表面処理などの下工程を手がける。米国では車体軽量化に向けて自動車大手がアルミ材の採用を拡大しており、UACJもコンステリウム社とともに需要増に対応する。