2014年7月28日

KANZACC 錫系めっき、熱劣化を大幅改善

古河電気工業グループのKANZACC(大阪市北区、石橋久和社長)は25日、半導体や電子部品の高実装性を実現する錫系特殊めっき(「アンカー Four」)を開発したと発表した。アンカー Fourは、錫皮膜の熱劣化を大幅に改善し、耐熱性やはんだ付け性を向上。同社は本年度下期中に、福井工場(福井県坂井市)で量産化の体制を整備する。設備投資額は約1億円水準と計画し、15年度売上高1億円を見込む。