2017年11月24日

特金スクラップ、成約難に

 ニッケル系を中心とした特金スクラップの荷動きが不安定になっている。9月以降、大手需要家がスクラップ発生を誘発するため、値決め方法を前月平均から足元価格に変更。市中取引価格が二元化するなどの混乱が続いたが、今月半ばのニッケル相場急落によって高値掴み玉の市中荷動きが止まり、成約は一層難しくなってきたようだ。