2017年12月19日

理研・住友電工など 希土類系高温超電導線材、接合技術を開発

 理化学研究所、住友電気工業などの共同研究グループは19日、希土類系高温超電導線材の新しい接合技術を開発したと発表した。線材の表面にナノ粒子の希土類系高温超電導材料を付着させ、他方の線材とサンドイッチさせて高温熱処理する方法で、従来よりも広範囲の温度・磁場領域で電気抵抗ゼロの維持を確認した。医療装置の低価格化や高性能化につながり得る。

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