2018年1月23日

白銅、福島工場に全自動フライス機導入

 白銅は福島工場(福島県郡山市)に全自動フライス加工機を1基導入した。試運転を経て、今月末の本稼働を目指す。同社が導入した全自動フライス加工機としては神奈川工場(神奈川県厚木市)に続き2基目。テーブルに材料を並べておけば夜間でも自動で切削加工するため、生産性が高まる。ステンレスのフライス加工品は工作機械や半導体・有機EL製造装置の部材向けに需要が拡大している一方、アルミなど他の金属より切削しにくいため、納期面が厳しくなりがちだった。今回導入した全自動フライス加工機をステンレス専用にすることで納期改善を図る。