2018年5月2日

米政府 輸入制限の一部適用除外、アルミ製品でも延長

 米政府は先月30日、アルミ製品に対する輸入制限の国・地域別の暫定適用除外を一部延長するなどの修正措置を発表した。日本を含めて新たな除外はなく、10%関税の税率にも変更はなかった。通商交渉で何らかの合意が成立したアルゼンチン、豪州、ブラジルを無期限で除外するとした。交渉中の欧州連合(EU)、カナダ、メキシコは暫定的な適用除外を1カ月延長する。韓国は鉄鋼では適用除外だが、アルミでは数量制限などで合意しておらず、除外されていない。