2018年10月23日

スクラップ貿易、インドが存在感

 中国の環境規制や米中貿易摩擦の影響が両国のスクラップ貿易に大きな影響を及ぼしている。米国による対中国のアルミスクラップ輸出量は8月、年始の水準から半減し、銅スクラップも3分の1に激減した。中国向けが減る中、経済成長や自動車生産が好調なインドが買い気を強めており、米国の対インド輸出量はアルミ・銅スクラップともに年始から4倍に増え、インドが新たにスクラップ需要国として存在感を強めている。

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