2018年10月31日

廃バッテリー、市中6年ぶり70円割れ

 廃バッテリー(使用済み自動車用鉛蓄電池)の市中取引相場が続落している。一次問屋への持ち込み価格はキロ70円を下回り、約6年ぶりの安値に下がった。秋口まで残っていた高値買いする輸出業者が消え、需給も緩んで買い手市場の様相となり、扱い筋からは「どこまで下がり続けるのか」(集荷業者)といまだ底値が見えない不安が台頭している。