2018年11月28日

大阪チタニウム、ポリシリコン事業撤退

 大阪チタニウムテクノロジーズは28日、SUMCOとのポリシリコンの長期売買契約を中途で合意解約した上で、同事業から撤退すると発表した。ポリシリコンは、本年12月末で製造を終了。主要顧客には来年3月末をめどに出荷を完了する。これに伴い、同社は特別損失を合わせて127億円、長契解約による解約金100億円を特別利益として計上。この結果、2019年3月期通期予想として、売上高426億円、営業利益15億円、経常利益19億円、当期純損失15億円に下方修正した。なお今回の事業撤退に伴い、この事業に従事する社員は、チタン事業などへの配置転換を図っていく。

スポンサーリンク