2018年12月5日

大手銅管メーカー、市況品加工賃上げ唱え

 一部の大手銅管メーカーが市況品の取引先に対し、加工賃(ロールマージン)値上げを唱えている。諸コスト上昇分を転嫁するのが目的で、値上げ幅は増値(エクストラ)を含めて平均15%以上とみられる。交渉の成果次第ではエアコンメーカーや被覆銅管メーカーなど大手需要家にも要請するとみられるが、一方で割安感が増す輸入材のシェア拡大を懸念する声も出ている。