2019年3月6日

リョービ、今期ダイカスト設投229億円

 リョービは、主力であるダイカスト事業の設備投資額について、2019年12月期は前期をやや上回る229億円を見込む。「ミッションケースはもちろん、今回の投資額には車体系もそれなりに入っている」(浦上彰社長)。20年以降の増産を見込んだ先行投資と位置づける。地域別では日本が100億円と最も多い。欧州連合(EU)離脱をめぐる問題を抱える英国については10億円と前期並み。同国からの「撤退は考えてはいない」(同)ものの、大幅増強の意向もないという。