2019年3月18日

白銅 3D造形、引張強度も測定

 白銅は自社で導入した金属3Dプリンターを使い、金属製の試作品や部品などを受託製造する事業について品質管理サービスを拡充すると発表した。従来は硬さや密度、寸法の測定に限っていたが、今回新たな設備を購入し、きょう18日から引張強度も測定できるようにした。金属3Dプリンターがある神奈川工場(神奈川県厚木市)内に新たに設けた検査室で試験を行う。検査体制を強化することで、寸法精度や機械的性質に関する需要家の不安を解消し、金属3D市場の拡大につなげたい考えだ。