2019年6月21日

アルミ缶リサイクル率 6年ぶり高水準

 アルミ缶リサイクル協会は21日、2018年度の飲料用アルミ缶リサイクル率(再生利用率)が、前年度比1・1ポイント増の93・6%と、6年ぶりの高水準だったと発表した。使用済みアルミ缶(UBC)の回収が堅調に推移し、協会目標である「安定的に90%以上のリサイクル率を維持する」を4年連続で上回った。ただ、消費量が4909トン減の33万664トンと、4年ぶりの低水準にとどまったことが、リサイクル率を押し上げた面もある。国内で消費されたアルミ缶のうち、国内で再生利用されたUBCの割合は、2・7ポイント減の72・4%だった。

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