2019年7月8日

LiBスクラップ値崩れ

 リチウムイオン電池(LiB)スクラップの取引価格が値崩れしている。昨秋からの中国の輸入停止で市中に滞留していた上に、ここにきてステンレスメーカーなど国内需要家の購入抑制によって電池スクラップも荷詰まりを起こし、ニッケルやコバルトの含有量に対する掛け率は従来より2―3割ダウン。集荷筋は「納め先がなく閉塞感が非常に強い」(特金原料問屋)と話す。

スポンサーリンク