2019年11月18日

中国産アルミ二次合金 原料不足で供給不安

 中国産アルミ二次合金の供給不安が顕在化してきた。中国政府主導のスクラップの輸入規制を背景に、現地二次合金メーカーが原料不足に陥っており、来年1月以降、中国側の二次合金輸出量が大幅に減る恐れが生じている。供給不安を背景に中国産の対日オファー価格も続伸、足元は月初の水準から7%(トン100ドル)高の1620ドル前後に上げ足を速めている。