2011年3月15日

ジェイ・サー、金属屋根材 太陽電池一体型を開発

 セキノ興産の関連会社で太陽光パネルや屋根材などを開発、製造するジェイ・サー(本社=滋賀県犬上郡)は、太陽電池一体型の金属屋根材をこのほど開発し、6月からの販売開始を目指す

新製品・新技術 倉庫、工場など民間非住宅物件を対象にした「ソーラールーフ・ビルトイン折板500」は、架台を使わず500ミリタイプ折板屋根への施工が可能。設置面積にロスの少ない設計で美観にも優れる。

 「ソーラールーフ・ビルトイン立平380」は、屋根葺き工事と同時に太陽電池の設置が可能と工期短縮にメリットを持つ。球状シリコン太陽電池を用いることで局面対応ができるなどフレキシブルな設置が可能。戸建て住宅を中心に、縦葺き屋根への適用を見込む。横葺き屋根向けでは「ソーラールーフ・ビルトイン横段390」を開発。また、壁材との一体型の開発も進める。