2012年7月18日

協和電線、二輪向け独自めっき クランク軸ベアリング硫化防止

 古河電気工業グループの電線メーカー、協和電線(本社=大阪市)は、二輪車のクランクシャフトベアリング向けの新めっき「GANコート」を開発した。クランクシャフトベアリングはクロム―モリブデン鋼を銅でめっきするのが一般的だが、硫化などの問題がある。独自の合金めっきで硫化を防ぐ。

 二輪車のエンジンでは、ピストンの上下運動をクランクシャフトによって円運動に変える。クランクシャフトの下部にベアリングが付く。従来の銅めっきはエンジンオイル中で硫化しやすく、オイルとベアリングの両方の劣化要因になる。硫化で銅の滑り性が損なわれると、焼き付きの原因にもなる。

 「GANコート」の合金組成は明らかにされていないが、硫化の問題を解決でき磨耗にも強い。

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