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DOWAメタルマイン、鉛含有量10分の1 亜鉛製錬の新技術開発

DOWAホールディングスは19日、子会社のDOWAメタルマインが、鉛含有量を従来の10分の1以下に抑えられる亜鉛製錬技pを開発したと発表した。低不純物の亜鉛地金はこれまで、製錬後に精製工程で不純物を取り除く必要があったが、製錬だけで同等品位の製品が造れるようになる。 亜鉛地金の原料である亜鉛精鉱は、亜鉛のほか鉛やカドミウムなども含んでおり、製錬しても微量の不純物が残る。日本工業規格(JIS)で最も不純物が少ない亜鉛地金(最純亜鉛地金)は、亜鉛が99・995%以上で、鉛や鉄、カドミウム、錫などの不純物がそれぞれ10―30ppm以下と規定されている。鉛の規定値は30ppm以下。 DOWAメタルマインがこのほど開発した独自の製錬技術は、鉛含有量を1ppm以下に抑えることができる。この品位の亜鉛地金はこれまで、最純亜鉛地金からさらに精製工程で不純物を除去する必要があった。