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岡野電線、耐側圧の光ケーブル「ゴリラケーブル」を発売

岡野電線(本社=神奈川県大和市)は2日、側面からの圧力に強い光ケーブル「ゴリラケーブル」(商品名)を開発、販売開始すると発表した。

100平方ミリメートル当たり2トン以上の荷重が加わっても、光損失(光信号の減衰)の増加が少なく、強い復元力で元の形に戻る。通信障害をできるだけ抑える必要のある、通信事業施設やデータセンターの重要回線向けに販売する。2014年3月期で5000万円以上の売り上げを計画する。

強い側圧に耐えるため、外被に難燃熱可塑性エラストマーを採用。圧力を受けた時にケーブル内部で光ファイバー同士が重なって負荷がかからないよう、構造も工夫した。荷重2トンの場合、従来品では約1・7デシベルの光損失が起こるが、ゴリラケーブルでは0・0―0・2デシベルに抑えられる。

ケーブル内に納めるファイバー心数は2心で、曲げ半径最小15ミリメートルのシングルモード型光ファイバーと、同30ミリメートルのグレーデッドインデックス型光ファイバーをそろえる。外径は約6ミリメートル。本社工場で、光ファイバーの紡糸工程からケーブル端末へのコネクター付けまで、一貫生産を行う。