2017年9月4日

愛知製鋼とミズノ、野球ボール回転解析システム用センサモジュール共同開発

 愛知製鋼は4日、総合スポーツ用品メーカーのミズノと、新製品の野球ボール回転解析システム「MAQ(マキュー)」に用いるボール内蔵センサモジュールを共同開発したと発表した。愛知製鋼が製造する超高感度磁気インピーダンスセンサ「MIセンサ」を応用したもので、同社では今後、ミズノが来春をめどにシステム発売するのに合わせ、センサモジュール(電池系統は他社製)の生産・供給を開始する。ミズノではシステムの本体価格1万9800円、充電器1万5000円を予定する。大量生産となれば、愛知製鋼はセンサの生産を提携先のローム(京都市)に移管する。