2018年11月26日

ナカジマ鋼管 ノンダイアフラム構法、円形鋼管柱で実現

ノンダイアフラム構法
 ナカジマ鋼管(本社=大阪市北区、中島榮子社長)は東京大学鋼構造研究室の桑村仁名誉教授と共同で円形鋼管柱を使用したノンダイアフラム構法を開発し、今年3月に一般評定を取得した。同構法の特徴は、従来の通しダイアフラム形式とする設計法と同規模の物件と比較して、柱梁の断面サイズが同程度となり、加工工程の短縮や、溶接量の大幅削減ができる。同社ではこうしたメリットを全面的にPRし、中高層ビル用などの鉄骨市場において、同構法の普及を目指し、設計段階からの受注を展開していく方針。