2009年2月9日

三協則武鋼業、緊急経営体制を構築

 三協則武鋼業(本社=大阪府松原市、木村哲治社長)は今期末(3月末)をめどに経済恐慌を乗り切る緊急経営体制を構築し、4月からの新年度に臨む。将来成長の基盤となる設備投資も実施する。

 緊急体制については加工量が通常の70%の月間約7000トンが長期化すると想定し、これをベースに、在庫数量を通常の7割まで圧縮、在庫評価額も今上期末段階に比べ70%の水準に落とすとともに、コストも前期実績比3割削減する。これにより、来期は売上高50億円程度、ROS(売上高経常利益率)で2・5%をめざす。

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