2009年2月25日

NEOMAX鹿児島、高精度ニッケルめっき技術開発

 日立金属のグループ企業、NEOMAX(ネオマックス)鹿児島(本社=鹿児島県出水市、梅田正和社長)は24日、プリント基板上の微細な銅配線(ファインピッチCuパターン)に適した高精度のニッケルめっき技術を開発したと発表した。

 従来のパラジウムを触媒とするめっき方法を見直し、銅配線だけにニッケルめっきする技術を確立。銅部分にのみ選択的に反応し、ニッケルの異常析出が起こらず、配線間の絶縁不良で生じる短絡を防ぎ、信頼性の高い高密度化したプリント配線基板の製造を可能とした。

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