2009年8月3日

コイルセンター、6月稼働率60%に回復

 6月のコイルセンターの稼働率が全国平均で60%まで回復したことが分かった。全国コイルセンター工業組合がまとめた流通動態調査によるもので、自動車や電機など製造業の在庫調整の進展・完了、生産回復に伴い、前月比で加工量が20・9%、出荷量が20・7%の大幅増加となっためだ。

 中でも自動車生産の回復に支えられたスリッター加工の伸びが顕著で、全国平均で前月比13・6ポイント増の75・1%となったほか、東海地区では同17・1ポイント増の98・4%に達している。