2009年8月6日

台・CSC高雄製鉄所、第7連鋳 初の自己完結

 台湾の中国鋼鉄(CSC)は5日、自社で初めて設計・設置・試運転を手掛けた高雄製鉄所の第7スラブ連続鋳造機が本格的に稼働したと発表した。

 設備は独SMSシーマグ製。既存の第1―6連鋳機は設計から稼働まで外資に一括依頼するターンキー契約で導入していた。技術の国産化を図ったことで導入コストを抑えるとともに操業技術の向上によって製鉄所の競争力を高める考え。