2009年10月15日

特殊鋼棒線、下期出荷8割に回復

 2009年度下半期の特殊鋼棒鋼、線材出荷は08年度上期の75―80%水準になるのでは、とメーカー筋はみている。建設機械、産機の動向が見えづらいものの、10―12月と1―3月の自動車生産は、それぞれ前四半期と比べて増えると見込む。

 国内外で自動車の買い替え支援策がとられていることから先々の反動減も懸念されるが、09年度内の棒線出荷は4月時点の予測よりも増えそう。4月時点では下期出荷が前年同期の7割を下回るのではとの懸念が多く見られた。