2009年12月8日

JFEスチール、鋼材輸出商談 50―100ドル上げ

 JFEスチールの矢島勉専務執行役員は7日、産業新聞社などとのインタビューに応じ、1―3月の鋼材輸出商談でトン当たり50―100ドルの値上げを行う方針を明らかにした。

 ローモ・ブリキ・酸洗コイル・電気めっき鋼板(EG)・溶融亜鉛めっき鋼板(GI)・電磁鋼板(無方向性)を前期(10―12月)比約100ドル、スラブ・ホットコイル・厚板・薄板建材などを同50ドル引き上げたい考えで、すでに需要家と交渉に入っている。また同期の輸出数量については「10―12月期よりも増える」との見通しを示した。